富士セラミックスについて
製品紹介
圧電セラミックス & センサの強さと誇り。
美しい自然に恵まれたホームグラウンド・富士の地で培った技術は広く社会に貢献しています。
圧電セラミックスは電子セラミックスのひとつです。圧電セラミックスをたたくと瞬間的に高電圧を発生させ、また逆に電圧をかけると圧電セラミックスは伸び縮みします。このような電気エネルギーと機械エネルギーを変換する働きをもったセラミックスが圧電セラミックスです。
この性質を利用した製品は家電製品や医療・自動車・工業製品など幅広い分野で使用されています。
富士セラミックスは、富士宮という美しい自然の中で、長きにわたり圧電セラミックス&センサの専門技術を磨き、幅広い分野のお客様にご採用いただいています。



生産工場
1個からの少量多種から多量生産まで専門工場での一貫生産。
治工具類やロボットなども利用した自動化設備、生産規模に応じた“ものづくり”システムを構築します。
圧電セラミックスの原料配合から一貫した生産システムを各工場で採用しています。
それは高品質の“ものづくり”に欠かせない独自の技術が駆使された工程を構築。「こういう特殊なものができないか」「1個だけ作ってほしい」などお客様の要望に対し、1個からの少量多品種製品や特注品、数百万個の多量製品など、さまざまなニーズに対応します。






管理体制
圧電セラミックス製品の品質を支える管理システム。
粉体原料からの多彩な工程は、“品質”をともなっての“ものづくり”システムが支えています。
圧電セラミックスの材料には、チタン酸ジルコン酸鉛[Pb (Ti・Zr) O3]、チタン酸鉛[PbTiO3]、メタニオブ酸鉛[PbNb2O6]、チタン酸ビスマス[Bi4Ti3O12] などがあります。出発原料は何れも酸化物で、主原料と添加物で組成構成されてセラミックス化へのプロセスを経ていきます。微量配合の管理から精製、粉体成形、1200℃もの高温焼結、精密加工、電極メタライズ、高電圧処理、試験・検査などの多彩なプロセスには、人手を要するもの、ロボットを駆使した搬送や移載、出来栄えを検証する試験・検査装置を駆使した管理システムで高い品質を保証しています。