圧電応用製品群
ランジュバン型振動子
この超音波振動子は、 2個の金属ブロック間に圧電素子を挟んだ一体構造の振動子です。
P. Langevin(仏)によって発明されたことからランジュバン型振動子と呼ばれています。
多くはリング状の圧電素子をボルトで締付けて一体構造にしていることから、ボルト締めランジバン型振動子とも呼ばれます。
高電力・高振幅駆動が可能で、超音波の動力的利用の一つとして多用されています。
最大入力100Wおよび200Wタイプがラインナップされています。
ランジュバン型超音波振動子の特徴
- 機械的Qが高い
- 高強度・堅牢
- エネルギー集中ホーンの取付容易
- 機器への取付容易
- 高変換能率・少ない発熱
- 入・出力特性のリニアリティー
主な用途例
- 超音波洗浄機
- ワイヤーボンダー
- プラスチックウエルダー
- 超音波カッター
- 霧化ポンプ
- 医用超音波メス
- 魚群探知機・水中ソナー
代表品種および仕様
代表品種の外形寸法
- 洗浄機用振動子
- 加工機用振動子